ログをストレージアカウントに保存する

Log Analyticsワークスペースに格納されたログは分析された状態です。

しかし、分析状態の保持は非常に高価であり、直近のログ以外はストレージアカウントにエクスポートしておくのもひとつの考えとなります。

必要に応じて、ストレージアカウントからログをダウンロードして確認するのが良いでしょう。

Log Analytics ワークスペースの設定、データエクスポートを押下します。

エクスポートルールの作成です。ルール名は任意です。

ストレージアカウントにエクスポートするテーブル名を選択します。

長期保存が必要なテーブルのみで良いです。

接続先はストレージアカウントを選択します。

ルール作成後に、ストレージアカウントを開きます。

データストレージのコンテナーを開くとフォルダのようなコンテナーが作成されます。

Log Analytics ワークスペースからエクスポートされたログは、ほぼ「am-」と名前が自動的に付きます。

コンテナーの1つを開いていくと深い階層のコンテナーが作成されています。

ログは追加BLOBというJSON形式で、5分毎、最大195GiBまで追記されています。最大に到達すると新しい追加BLOBが自動的に作成されます。

5分で195GiBのログって相当ヤバいですが…(お金的に笑)

追加BLOBについての概要です。追記のみが認められたログの書き込みに向いているBLOB形式です。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/rest/api/storageservices/understanding-block-blobs–append-blobs–and-page-blobs

追加BLOBは編集できず、追加のみされていくタイプなのでストレージアカウント上で確認することはできません。ファイルを選択して、ダウンロードできるので中身を確認すると以下の様になります。※上記の画面との関連はありません。

JSON形式で保存されるようです。