Microsoft Defender for Identity

Microsoft Defender for Identity は、Active Directory 環境を監視し、サイバー攻撃や内部脅威を検出・調査・対応するセキュリティソリューションです。

インストールには E5 ライセンスが必要です。事前準備が整ったら、Securityページ、設定、ID、センサー、センサーの追加でインストール可能です。

https://security.microsoft.com

センサーの追加で、インストーラーのダウンロードをし、Active Directoryがインストールされているサーバへ格納します。

インストール中に表示されたアクセスキーを貼り付けて画面の通り進めば完了となります。

サービス名 AATPSensor
表示名 Azure Advanced Threat Protection Sensor

アラートもメニューから簡単調整できます。

NSG

https://learn.microsoft.com/ja-jp/defender-for-identity/deploy/prerequisites-sensor-version-2

Azure VMにセンサーをインストールし、NSGを設定している場合は以下のポートを設定します。

単一のドメインの場合

方向ポートプロトコル宛先備考
送信443TCP*.atp.azure.comDefender for Identityセンサーアクセス
受信53TCP/UDPDNS
受信445TCP/UDPNetlogon
受信1813UDPRADIUS
受信444TCPDefender for Identity センサーサービス
受信135TCPDefender for Identity センサー
受信137UDPDefender for Identity センサー
受信3389TCPDefender for Identity センサー

複数のフォレストの場合

方向ポートプロトコル宛先備考
送信443TCP*.atp.azure.comDefender for Identityセンサーアクセス
受信389TCP/UDPLDAP
受信636TCPLDAPS
受信3268TCPLDAPからGC
受信3269TCPLDAPSからGC

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