リソースマネージャーテンプレートを利用したストレージアカウントの作成(Azure CLI)

最低限のパラメーターでリソースマネージャーテンプレートを作成し、ストレージアカウントを作成したものが以下の記事です。
https://azuretech.jp/?p=421

最低限過ぎたため、実際に運用に耐えそうな設定を追加し、さらに、テンプレートをAzure Portalかてらではなく、コマンドから作成したいと思います。

番号機能説明
1accessTierストレージのアクセス層を Cool
に設定
2minimumTlsVersionTLS 1.2 を強制
3allowBlobPublicAccessBLOB の匿名アクセスを許可
4deleteRetentionPolicyBLOB の論理削除を 7 日間保持
5containerDeleteRetentionPolicyコンテナーの論理削除を 7 日間保持
6restorePolicy論理削除された項目の完全削除を有効化
7isVersioningEnabledBLOB のバージョン管理を有効化
8changeFeedBLOB の変更フィードを有効化し、7日間保持

デプロイします。

無事に作成できました。

ただし、データ保護などは設定後でないと設定できないようです。

であれば、一旦、不要なコードを削除すると以下のようなテンプレートとなります。

上記のテンプレートで、ストレージアカウントを作成し、Azure CLIで設定変更を実行します。

下記の設定はまだ、Azure CLIで用意されていないようなので、Azure PowerShellにて実行します。

設定変更できました。テストで用意しておけば、本番環境などで作成するときは迷いもなく同じ設定を再現できるのでカスタムデプロイはとても便利です。